私がホイール修理に携わり始めた頃は、何故この材料を使用し、この施工方法をするのだろう?とあまり深く考えず、当時良いとされた技術や材料をただ使用するだけでした。お恥ずかしい話ですが、クレームになってしまう様な修理をしていたこともありました。しかしながら、お客様からのクレームのおかげで、1つ1つ問題に気付き、より多くの事を学んだのも事実です。
当初は低価格、短納期をモットーに仕事をしておりました。けれども、短納期の修理ですと修理内容に限界があり、納品時には問題が無いですが、納品後に塗装の剥がれ等、様々なトラブルに繋がります。その様な事が頻繁に起これば、会社の信用やその後の受注率にも大きな影響があります。長年に渡って修理業を営んで行く為には『高品質な施工』は避けて通る事が出来ません。私達の思いは低価格で高品質の修理が出来る様、日々邁進する事だと思っております。
厚生労働省の法律改正によって、エチルベンゼンが規制対象物質になりました。
エチルベンゼンは有機溶剤の大多数に含まれております。大きな変更点と致しましては、塗装ブースの設置義務化、特定化学物質作業主任者の選任、作業の記録の保存等があります。エチルベンゼンは『労働者に重い健康障害』を及ぼすおそれがある為、悪質な違反の場合は重い罰則規定が設けられております。弊社ではすでに塗装ブースの設置、特定化学物質作業主任者の選任、作業の記録簿は遵守しておりますが、今後もより厳しい規制がされる可能性があるため、『有機溶剤を全く含まない粉体塗装の促進』や、『有機溶剤をほとんど含まない水性塗料の導入』を目指しております。
※ 厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署の「特定化学物質障害予防について」・「有機溶剤使用に際しての法律規制」の書類です。
近年、アルミホイールに使われている金属(アルミニウム合金)は、従来多くの車両に採用されてきたスチールホイール(鉄鋼)に比べ、軽量でかつドレスアップ性や耐腐食性に優れている為、一般乗用車に多く採用されています。
しかし現在市販されている大手メーカー純正ホイールでも、数年程度で塗装剥離や腐食が起こる事も少なくありません。これは車のボディーに多く採用されている銅板、鉄板と違い、車両のアルミホイールは使用環境が非常に悪く、また、市販されているホイールクリーナーがボディー用より強い為、傷みやすいという事もあります。
当社のホイール修理・レストア作業は数年経っても腐食や剥離が起こらない様にする為、1本1本細かな部分まですべて手作業行っています。
過去にはニッサンルノージャポンの次期限定ニューモデル用ホイールを施工した経験もあり、メーカー独自の耐久テストにも合格した実績があります。
しかしながら手作業の施工はとても時間がかかり、即日や数日程度で仕上げるのは到底不可能です。
通常納期でも2週間~3週間、繁忙期には2ヶ月程度ホイールを預かる場合もあります。
簡易的な修理は納品時には問題は起こりません。しかし、多くの場合は納品後しばらく経ってから何らかの問題が発生しクレームとなります。
その様な問題が頻繁に起これば、会社の信用はもちろん、その後の受注活動にも大きな影響を及ぼします。
我々が今後永続的に修理業を行っていく為に不可欠な事は『高品質な施工』を続ける事だと考えています。
粉体塗装足付けからベース塗装(色)及びクリアー塗装(トップコート)を弊社オリジナル特注塗装ブース内で行います。
上塗り塗装では大量に塗料ミストや有機溶剤が発生します。
これを周囲にまき散らすと公害や大気汚染の原因になります。
また年間排出量も消防法で定められており、弊社では常に東京都の定める年間排出量以下で作業をしております。
ですので屋外で塗装をする事は一切ありません。
環境への配慮はもちろんの事、ブース内では屋外のシリコーンやゴミ、ホコリの侵入や付着を防ぐので、常に安定したクオリティの高い仕上がりが実現出来ます。
↑ ブース内の作業風景
ブース内では吸気フィスターから排気フィルターに風が流れている為、有機溶剤の大気放出及び野外からのゴミの侵入を防ぎます。
→ サンドブラスト
特殊な研磨材を大型コンプレッサーのエア圧力を利用してサビ落しをするツール
ホイール修理の専門スタッフが、 お客様にあった修理をご提案します。 修理が難しいとお断りされたホイール、修理の方法、料金など、ご納得頂けるまでご相談下さい。
ホイール専用の焼き付け塗装ブースを完備しております。 ホイール修理は技術はもちろんの事、道具1つでも仕上がりは全く変わります。 弊社では最新の工具や材料も常に取り入れており、設備・技術の向上を図っております。
近所にホイールの修理屋さんが無いなど、修理にお困りのお客様でも全国どこでもご依頼が出来ます様に、特注でオリジナル梱包用キットを作っております。 郵送やご依頼方法でお困りでしたら、一度ご相談下さい。
よくお客様より『御社はこのホイールをいくらで修理が可能か?』とお問い合わせを頂く事があります。確かにお客様の立場に立ちますと、料金が一番気になるのかもしれません。例えば電化製品であれば、買うお店によって値段が違っても中身は同じです。しかしながら修理となりますと、必ずしも値段と品質は一致しません。安くて良い修理もあれば、高くて質の悪い修理もあります。 お客様には是非『御社はこのホイールをいくらで修理が可能か?』では無く、『御社の修理はどのような修理をするのか?』という視点で修理業者をお選び頂き、納得のいくまで修理内容を検討して頂きたいです。
※損傷の激しいホイール、経年劣化の激しいホイール、ホイール歪み及びクラック修正、オリジナルカラーとの色の差やゴミ、裏側の修理及び塗装。当社以外での車両への取り付け、タイヤ組付けによる損傷、宅配業者およびお客様による輸送中に起きた損傷、完成品引き渡し後10日以上経過したホイールは対象外とさせていただきます。
料金表はコチラホイールの状況とご希望を簡単にお伝えいただくだけで、概算料金を即答。
後々ご希望の大きな変更が無い限り、正式見積りに至って近い料金をお知らせしています。
携帯で写真を撮ってそのままメール送信、お見積りを返信致します。
詳細携帯カメラで、現状のホイールを写真で撮影していただき、
当社のアドレス宛てに、写真添付でメール送信して下さい。
お見積りフォームより送信頂いたお見積りは24時間以内に返信致します。
フォームでお見積りをする遠方の方、お時間のない方に、宅配便による修理も承っております。
片道分(返送)の送料は当店が負担いたします。
当店オリジナルの梱包キットを無料でお届けいたしますので、お電話、メールでお問い合わせ下さい。
ホイール修理に関するお問い合わせ・お見積りは、お電話・メールにてご連絡下さい。
スケジュールの確認をいたします。
メールでのご依頼の場合、24時間以内にこちらからご連絡させていただきます。
まずはお電話・メールにてご連絡下さい。スケジュールの確認をいたします。
事前に画像をお送りいただければ、ご来店の前にお見積りを出すことも可能です。
メールでのご依頼の場合、24時間以内にこちらからご連絡させていただきます。